急に日差しが強くなり、紫外線にやられている今日この頃・・・
平成27年6月20日、21日の
第32回日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会
(サイトは⇒
こちらへ)
の市民公開講座が環境再生保全機構の方で案内がありました。
(サイトは⇒
こちらへ。申し込みフォームあり)
「市民公開講座」(第32回日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会共催)
みんなで支えよう!こどものぜん息・アレルギー . 平成27年6月21日(日) 13時30分~16時30分(受付開始13時00分)
会場:横浜シンポジア(神奈川県横浜市中区山下町2 産業貿易センタービル9階)
(講演:議場、 自己管理支援のためのミニ相談ブース:議場前「ホワイエ」)
プログラム.
1)講演
専門医によるぜん息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーについての講演で、最新の治療法や自己管理法などを学んでいただけます。
①13:40~14:20 ぜん息手塚 純一郎先生(福岡市立こども病院総合診療科)
②14:30~15:10 アトピー性皮膚炎吉田 幸一 先生(東京都立小児総合医療センターアレルギー科)
③15:20~16:00 食物アレルギー二村 昌樹 先生(国立病院機構名古屋医療センター小児科 アレルギー科 医長)
2)自己管理支援のためのミニ相談コーナー 13:40~16:30
心配ごとや悩みごとについて、各専門分野の先生方へ相談できます。
※お申込みは申込先着順です。 【相談テーマ及び応対者】
①専門医相談(定員:各疾患4組)
応対者: 食物アレルギー :二村 昌樹 先生
ぜん息:手塚 純一郎 先生
アトピー性皮膚炎:吉田 幸一 先生
②生活指導、相談(定員:10組)
ぜん息発作時の対応、食物アレルギーの緊急時の対応(エピペン®の使い方)、アトピー性皮膚炎のスキンケアなど
応対者:益子 育代 先生(東京都立小児総合医療センター 小児アレルギーエデュケーター)
③食事指導、相談(定員:10組)
食物アレルギーをもつ子どもの除去食、離乳食のすすめ方
応対者:長谷川 実穂 先生(国立病院機構相模原病院臨床研究センター 管理栄養士)
④薬・吸入指導、相談(定員:10組)
ぜん息の吸入薬の使い方、乳幼児への上手な薬の飲ませ方、軟膏の塗り方など
応対者:上荷 裕広 先生(すずらん調剤薬局 管理薬剤師)
⑤禁煙指導、相談(定員:10組)
たばこをやめたいと考えている方、たばこをやめられない方へ禁煙のアドバイス
応対者:伊藤 裕子先生(伊藤内科医院 禁煙支援士)
それぞれ、 タイムスケジュールがあるようです。
先着のようなので、申込みはお早めに★ですね。
思うところは続く・・・
続き・・・
さて、この学会、私も薬剤師として所属しています。
そして、小児アレルギーエデュケーターを育てている学会でもあります。
私は、小児アレルギーエデュケーターではないのですが、
多職種(看護師・管理栄養士・薬剤師)も、アレルギー疾患のケアに関わる役目を
担っていけるようにという学会です。
学会のワークショップなどでも、
患者会の発表があったり、医師以外の講座もあったりです。
そのため、相談コーナーでは
看護師・管理栄養士・薬剤師も、応対者となっている
ちょっと珍しい仕組みです。
専門性をもって、アレルギーの方たちに寄り添って
職能を生かして、支える役割を、私も頑張りたいなぁと
思っているところではあります。
専門性のある一部の病院・医師・コメディカルだけでなく
アレルギー診療の均てん化がクローズアップされている今、
地方であっても、アレルギーの正しい知識をもった人を
育てなければ、正しいアレルギー治療にさえ、出会えない人が
たくさんいると感じています。
市民公開講座の相談コーナーの応対者で
小児アレルギーエデュケーターの記載があるのは、②の先生ですが
③と④の先生も小児アレルギーエデュケーターです。
ちゃんと、明記したらいいのにな・・・と思ったりします。
そもそも、小児アレルギーエデュケーターの知名度は
低いというのが現状かと思います。
ポスターにも、小児アレルギーエデュケーターの役割を表示したり
講演でも、名前や役割を知ってもらい、もっと知名度を上げ、
信頼性を得ていく方がいいように思います。
今回、とある機会があり、
地元交流会の家族を対象に、自己アドレナリン注射の親子教室を
年末と年始に、2回ほど開催しました。
薬剤師として、他の教師向け講演会で使用したものを、
より分かりやすく改変し、クイズ形式も入れて、シュミレーションもしつつ
お話しました。
小さな子ども達も、とっても真剣に、そしてキラキラした眼差しで
参加してくれました。
クイズも、とっても好評でした(^^)
普段、エピペンについてじっくり聞く機会が、
このあたりではあまりないので、新鮮だったようです。
「怖い」ものではないよ。というのをメインに置き、
普段なかなか参加できないお父さんや
お母さんや兄弟も参加してくれて、みんなホントに一生懸命でした。
これからも、機会をみて、継続できたらいいなぁと思っています。
と、いうことで、長くなりましたが・・・
市民公開講座は先着申込みのため、興味のある方は、早めにどうぞ~。