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朝日新聞「赤ちゃんのアトピー」特集 後編
2010年9月4日~5日間 朝日新聞にて、
「赤ちゃんのアトピー」の連載がありました。
その後編をまとめておきます。
(前編はこちらへ

******************************
2010年9月7日(火)赤ちゃんのアトピー(4)

アトピーの湿疹がひどいとき、薬を塗るが、
赤ちゃんに主に使うのはステロイド外用薬だ。

次のうち ステロイド外用薬について正しい説明はいくつあるか?

1)塗ると皮膚がぶ厚くなる

2)強い薬なのでなるべく薄く塗る

3)肌の色が黒くなってくる

⇒答えはゼロ。(すべて間違っているということ)

「いまだに誤解の多い薬ですよね」

東京逓信病院の江藤 隆史皮膚科部長。

「ちゃんと使えばとてもいい薬ですよ」

すり込まないといけないと思ってゴシゴシ塗ったり、
薄くのばしたりするのは禁物。
薬が薄いと、炎症を起こして盛り上がっている部分がカバーできない。

適切な使用量の目安は
「1フィンガー・ティップ・ユニット(1FTU)」
だ。

薬を人さし指の指先から、第一関節まで出した量で
約0.5グラム。
ローションタイプなら手のひらに1円玉程度。
これで、面積にすると大人の手のひら2枚分が塗れる。

「やってみると、意外にたっぷりなことに気付くはずです」
(江藤先生)

症状が治まったからといって、勝手に塗るのをやめてはいけない。
湿疹がぶり返す例が多いからだ。
江藤さんが診てきたケースで、適量をしっかり塗り続けるのは
患者20人に1人程度だった。
医師から言われた期間は、続けるようにしよう。

もちろん、ステロイド外用薬も、ほかの薬と同じように
副作用はある。
長期間、使い続けると、皮膚が薄くなったり、
毛が多くなったりすることがある。
ただ、赤ちゃんに使うものは大人用に比べると弱め。
適切に使えば、副作用の心配はほとんどないという。
万一副作用が出ても、薬をやめればちゃんと元に戻る。

むしろ副作用を出さないためにも、
しっかりと塗ることが大切だ。
強い薬を長く塗り続ければ、それだけ副作用が出るリスクが高まるが
症状が軽くなれば、早い段階で、回数を減らしたり
弱い薬にしたりできる。

結果的に使うステロイドの総量は減らせるというわけだ。

☆ステロイドはどう使う?
 1)ゴシゴシすり込むのはダメ
 2)1FTU=手のひら2枚
 3)指示された期間は続ける

 ※ステロイド 適切・適量で

続きは折りたたみます。
****************************

2010年9月8日(水)赤ちゃんのアトピー(5)

赤ちゃんのアトピーとつきあうコツはなんだろう。
医師や支援団体に聞いてみた。

まず勝手な思い込みで判断しないことだ。

たとえば食べ物。
子どもをアトピーにしないようにしようと食事制限をする親もいるが
「食事制限が発症を予防するという科学的根拠はない」
(国立成育医療研究センターの大矢幸弘アレルギー科医長)

食べ物がアトピーの悪化要因になることはある。
ただ、皮膚がきれいでないと、湿疹の原因が食べ物なのかどうか
判断できない。

「正確な判断のためにも皮膚炎を治療するのが先」と
医師たちは口をそろえる。

「周囲の意見に惑わされず、冷静に、正しい知識をもって」
(日本アレルギー友の会の丸山恵理事務局長)
 同会は、毎週電話相談を開いている。

「適切に治療すれば治る可能性もあるし、普通の子と
 変わらない状態でいることができます」と丸山さん。

少し面倒なスキンケアも、考え方を変えてみる。
歯磨きは毎日するし、近視の人ならコンタクトレンズの手入れもする。
「ちょっと丁寧な肌のお手入れで、毎日が快適に過ごせますよ」

医療情報としては、標準治療を解説したガイドラインが
参考になる。
標準治療は、科学的根拠に基づく、
現在最も有効とされる治療法だ。

NPO法人「アレルギー児を支える全国ネット
アラジーポット」の栗山真理子専務理事は
「ガイドラインは、患者と医師の共通語」と話す。

ガイドラインはインターネットでも見ることができ、
わかりやすく解説したパンフレットなどを入手できる
ページもある。
治療方針への要望や疑問点を整理する際にも役に立つ。

一方、体験談や商品の宣伝のみで、
医学的、科学的に根拠のない情報を載せた本や
ホームページもある、

国立病院機構福岡病院の西間三馨名誉院長は
「『これは個人の感想ですが』と小さく画面の隅にあるような
 商品は『意味がなく有害』と考えるべきでしょう」
と話す。

☆つきあうコツは?

 1)湿疹を治すのが第一
 2)正しい知識を持とう
 3)ガイドラインが参考に

 ※勝手な思い込みは危険

 <無料相談や講演会を行っているNPOの例>
 ●アラジーポット http://allergypot.net/
 
 ●アレルギーを考える母の会 http://hahanokai.org
   (新聞には9月中に公開予定と書いてありましたが、
    まだサイトは公開されていない模様です。2010.9.19現在)
 
 ●日本アレルギー友の会 http://www.allergy.gr.jp/
 
  
**********************************

以上が 連載5回です。
はぁ、長かった・・・。
でも、どれも、大切なメッセージが込められていると思いますので、
是非 じっくり読んでいただきたいところです。

連載中に出てきた
国立成育医療研究センターの大矢幸弘アレルギー科医長は、

この前放送されたNHKの特集にも出演(その時のブログはこちら)されていましたし、
リウマチ・アレルギーシンポジウムの動画配信でも
講演を聞くことができます。

また●アレルギーを考える母の会の 9月12日の講演会の模様は
いつもお世話になっている ゆうこりんさんのブログへGO!

ほかに●日本アレルギー友の会では、10月31日に講演会を予定しているようです。

そして、ステロイドの使い方などは
九州大学医学部皮膚科学教室の「アトピー性皮膚炎に関する情報」に
ガイドラインのことも、ステロイドへの誤解についてもいろいろまとまっています。

さらに、独立行政法人環境再生保全機構の「ぜん息などの情報館」からは
さまざまなぜん息やアトピーのパンフレットが入手できます。
こちらでも、10月17日(日)に「こどものぜん息・アレルギー講演会」
 ~病気の理解と対応方法~について、講演会が秦野市であるようです。

正しい知識をもつということが、どれだけ子どもや自分のためになるのか・・・。

インターネット上では、惑わされるような情報が検索すると一番上に出てきたり、
いかにも口コミで流行っているように書かれていたりします。
それも、断定的だったり、経験談として紹介され、
迷ってしまうことも、本当に多いのだと思います。

それぞれの道を選ぶのは、それぞれですので、各自が納得できれば
どんな道でもいいのだろうと思います。

ただ、科学的根拠のある「標準治療(ガイドライン)」やその専門医に受診したり
することも、検討されてから、見極めていただきたいなぁと思うのです。

さまざまな機関が、相談事業も行っています。
アレルギー電話相談センター〈←PDFが開きます)
 FAXやメールでも受け付け。
 財団法人 日本予防医学協会

娘が、赤ちゃんの頃、正しいスキンケアを知っていたら、
赤ちゃんの頃の写真を撮ることも、気にしなかっただろうし、
夜も、毎夜毎夜 何時間も抱っこしてあやし続けることなく
しっかり眠ることができていたのかもしれません・・・。
そして、卵アレルギーの娘の歴史も変わっていたかもしれません。

どうぞ、赤ちゃんをお持ちで、アレルギーで悩んでいる方々がいらしたら
正しい知識をまず持っていただけたらと思います。
どうぞ、今はツライかもしれませんが、
きっと よくなる日が来ます☆
アレルギーがあったって、元気に過ごしている子どもたちは
いっぱいいます(^^)

正しい知識を持ち、信頼できる先生のもとで
いっしょに頑張りましょうね♪
Secret
(非公開コメント受付中)

No title
お久しぶりです。
記事のまとめ、ありがとうございました。
じっくりと読ませて頂きました!
我が家はY新聞なので、読みたいなぁと思っていたのですが
きらきらこさんが記事に起こしてくれたので大感謝です。
印刷しようかな。
いつもながら、要点をしっかりと読みやすくまとめていらっしゃり、さすがだなぁ・・と感心しました。

なかなかお肌の状態が良くならず、全体的に見てひどくは無いのですが毎晩毎晩掻きむしっている息子です。
ステロイドをずっと使い続けているので、どうにかならないものかなぁ・・・と丁度考えていたところです。皮膚が一部、白く白班状態になっている部分も見られて悩んでいました。
一度診察の時にゆっくり相談してみようと思っていました。きらきらこさんの記事のお陰で、診察前にこちら側も知識を得る事が出来ました^^

リンクもたくさん。なかなか情報をキャッチ出来ないので、講演会等はきらきらこさんとゆうこりんさんのブログを頼りにしています。ほんとにいつも、貴重な情報発信をありがとうございます!

赤ちゃんの頃の写真のお話、うちも同じでした。
カメラを純粋に「可愛い~♪」って気持ちで向けられなかったです。小さな手をぎゅーっと握り続けた事もありました。
一日中、手袋を着けていました。
でも今は、ぱっと見は綺麗なつるつるのお肌です。
正しいスキンケアがもっともっと広がること、願ってます。
かゆみがあるのと無いのとでは、
生活の質が大きく変わりますものね。
ありがとうございます
なっきーさん、コメントどうもありがとうございます!

このちっぽけなブログで、まとめて何の役に立つかしらん・・・
そんな思いもしつつ、ほぼ原文で載せてみました。

少しでも お役にたてて、やった甲斐があります♪
こちらこそありがとうございます☆

うちも一日中 手袋つけていました。
いつのまにか器用に、手袋を取っちゃうから、試行錯誤したなぁ・・・。
かゆみがあるのとないのとでは、ホントに大きな違いなんでしょうね。
今思えば、グズグズの原因は、そこだったのかもしれないけど
気づけなくて、ごめんね・・・って思っています。

正しいスキンケアが広がること、私も心から願っています。
お忙しい中、コメントありがとうです(^^)
プロフィール

きらきらこ☆

Author:きらきらこ☆
ようこそ!にこにこHOME ブログへ♪
にこにこHOME
(にこにこHOME サイト→こちら
を作っている子育て薬剤師ママです。
子供達の卵アレルギーをきっかけに、
地元で食物アレルギーの交流会もしています。
地元交流会の詳細は→こちらへ
2009年11月29日 食物アレルギーっ子講演会詳細は→こちらへ 最新情報は→こちらへ

心に残ったことなど、書いていきたいと思っています。
よろしくお願いします。

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